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「せる's 3D Store お手軽コミッション」クロスライセンス

「せる's 3D Store お手軽コミッション」(以下「本サービス」)クロスライセンス(以下「本ライセンス」)は、本サービス利用にあたり、せるれせんす(以下「提供者」)と依頼者(以下「利用者」)が制作対象と成果物を互いに利用できるよう、利用許諾の範囲を定めるものです。本サービス利用へのお支払いをもって、利用者は本ライセンスに同意したものとみなされます。なお、利用者が未成年である場合、本ライセンスへの同意にあたり、事前に親権者等の法定代理人の同意を得なければなりません。

第1条(語の定義)

​本規約では、以下の用語を使用します。

1. 「注文」とは、本サービス注文フォーム(以下「注文フォーム」)から申し込まれる依頼内容または契約のことをいいます。

2. 「制作対象」とは、利用者が提供者に提出するキャラクターデザイン、キャラクター設定及び仕様書等の、提供者が3Dデータ制作にあたり翻案する対象のことをいいます。

3. 「成果物」とは、注文に基づき提供者が制作する3Dデータ及び付属するデータ一式のことをいいます。

4. 「納品」とは、提供者がGoogle ドライブ上で成果物を利用者と共有し、電子メールにてその旨を通知することをいいます。特に明示のない限り、初回の納入のみを指します。

5. 「リテイク」とは、利用者が追完請求に認められる範囲を超えて提供者に成果物の修正をさせること、またはその要求のことをいいます。

6. 「営利」とは、商用目的または対価を受け取るための行為をいいます。

7. 「アバター」とは、なんらかの存在を示す為に用いる画像、アイコン、3Dデータ等のことをいいます。

8. 「ソーシャルコミュニケーションプラットフォーム」とは、オンライン上で他者との一方的または双方的なコミュニケーションを実現するためのサービスのことをいいます。VRChat、バーチャルキャスト、cluster、ambr等を含みます。

9. 「オンラインゲームプラットフォーム」とは、オンライン上で動作するゲームを提供するサービスまたはオンライン上で動作するゲームそのもののことをいいます。

10. 「調整」とは、成果物を正常に用いるために、必要最小限度の範囲内において行う修正のことをいいます。ウェイトやリグの微修正などを含みます。

11. 「改変」とは、調整の範囲を超えて、成果物の全部または一部を加工し、成果物と異なる状態にしたもののことをいいます。

第2条(利用の許諾)

1. 利用者は提供者に対して制作対象を、本ライセンスに記載された方法によって、第12条で定める契約の有効期間内に、全世界において提供者が自ら利用することを、非独占的に許諾します。ただし、利用者が未成年者等の制限行為能力者の場合は、予め保護者等の法定代理人の同意を得ている場合に限られます。

2. 提供者は利用者に対して成果物を、本ライセンスに記載された方法によって、第12条で定める契約の有効期間内に、全世界において利用者が自ら利用することを、独占的に許諾します。ただし、利用者が未成年者等の制限行為能力者の場合は、予め保護者等の法定代理人の同意を得ている場合に限られます。

3. 特定のシステムへの利用に関する許可には、許可の目的を達成するために、当該システムが求める本データの権利の再許諾を、必要最低限の範囲内で利用者に対して許可することを含みます。これは例えば当該システムへのアップロードに際して、当該システムの運営者がそのサービスを提供する目的で成果物の利用、複製、配布等の再許諾を求める場合を含みます。ただし、当該システムの要求または、その利用規約等の定めが提供者に対し社会通念に照らして著しく不利または不当な場合および、当該システムの運営者が提供者に対して損害または不利益を与えることが予見できる場合を除きます。

4. 利用者は成果物の調整または改変を第三者に委託することができます。この場合、利用者は当該委託先(以下「本委託先」といいます)に対して、利用者の指示に基づく当該調整または改変の目的以外で成果物を利用することを禁止する義務を負い、本委託先の行為の結果について、提供者に対して連帯して責任を負うものとします。

5. 提供者または利用者が本ライセンスに記載のない方法で制作対象または成果物を利用する場合は、事前に相手方の明示的な許諾を要します。

第3条(許諾範囲)

1. 利用者は、提供者による制作対象の利用を以下各号の範囲で許諾します。

a. 3Dデータを制作する目的で翻案すること

b. 注文内容を保管する目的で複製すること

2. 提供者は、営利または非営利の目的を問わず、利用者による成果物の利用を以下各号の範囲で許諾します。

a. 複製すること

b. 自ら利用すること(アバターやその他のオブジェクトとしての利用を含みます)

c. 私生活を営む上で当然に行われる表現活動(記念写真や記念動画の撮影、これらのウェブ上への投稿や印刷などを含みます)に用いること

d. 自ら利用する目的で、ソーシャルコミュニケーションプラットフォームへアップロードすること

e. 自ら利用する目的で、オンラインゲームプラットフォームへアップロードすること
f. 第三者に利用させる目的で、ソーシャルコミュニケーションプラットフォームやオンラインゲームプラットフォームへアップロードすること

g. 性的表現への利用

h. 暴力的表現への利用

i. 調整、外観を損なわない範囲でのポリゴン数削減、およびファイル形式を変換すること

j. 成果物を改変することおよび、改変したデータを成果物と同じ条件で利用すること(成果物を主たる素体として、改変を行う場合を含みます)

k. 他のデータを改変する目的で、成果物を用いること(成果物を従たる素体として、他のデータを主たる素体として改変を行う場合を含みます)

l. 調整または改変を第三者に委託して行うことおよび、委託のために成果物を貸与すること

m. 映像作品、配信(YouTubeを含みます)、放送への利用

n. 出版物および電子出版物への利用

o. 有体物(グッズ)への利用

p. 製品開発等のためにソフトウェア(ゲームを含みます)へ組み込み、容易に取り出せない状態にして配布すること

q. 成果物を利用して、または利用せずに、成果物のための衣装データ等を作成すること

第4条(著作者人格権)

1. 利用者は本サービス利用にあたり提供者が制作対象を翻案することに同意するものとし、提供者に対し同一性保持権を行使しません。なお提供者は成果物が、立体であることを除き、外見、色または印象等について可能な限り同一になるよう努め、または利用者の意に反さないように制作するものとします。

2. 成果物の同一性保持権に関して、提供者は利用者に対しこれを行使しません。

3. 成果物の公表権に関して、提供者または利用者は互いに任意で、いつでも、成果物を公表できるものとします。

4. 成果物の氏名表示権に関して、提供者は公表にあたり、著作権法で認められる省略可能な場合を除いて、利用者の氏名を表示しなければならないものとします。また利用者は公表にあたり、任意で提供者の氏名を表示することができるものとします。

5. 前項につき氏名を表示する場合、提供者の氏名は「せるれせんす」とし、利用者の氏名は注文フォームにて「お名前」欄に入力されたものとします。

第5条(成果物の販売・頒布)

1. 提供者は、成果物(全部か一部かを問わず、または未改変か改変済みかに関わらず)の販売及び頒布を行いません。

2. 利用者は、成果物(全部か一部かを問わず、または未改変か改変済みかに関わらず)の販売または頒布を行う場合、提供者と別途契約を結び、ロイヤルティを支払うものとします。ロイヤルティは一律¥100,000-(税抜)とします。

3. 成果物の販売または頒布を希望する場合、利用者は提供者に対し電子メールにて契約の申請をするものとします。

第6条(保証)

1. 利用者は、制作対象の第三者の権利の非侵害を保証します。

2. 提供者は、制作対象が第三者の権利を侵害する場合を除き、成果物の第三者の権利の非侵害を保証します。

第7条(免責)

1. 成果物は現状有姿で提供されます。提供者は特定の利用目的への適合性、瑕疵の不存在および、法令、文化、商慣習または利用過程に起因する事項の保証を行いません。利用者による成果物の利用に関する責任は利用者が負うものとします。成果物の利用、または利用できなかったことにより生じた損害について、故意または重過失がなく、法令で禁止される場合を除き、提供者は一切の責任を負いません。

2. 前項において提供者が責任を負う場合、提供者の賠償責任は利用者が本サービス利用の対価として支払った総額を上限として、直接かつ通常の損害に限られるものとします。

第8条(権利の帰属・オープンソースソフトウェア等の取り扱い)

1. 制作対象(全部か一部かを問わず、その形式に関わらず)の著作権を含む知的財産権その他の権利は、利用者に帰属します。本ライセンスで明示的に規定される場合を除き、利用者はいかなる権利も提供者に付与するものではありません。

2. 成果物(全部か一部かを問わず、その形式に関わらず)の著作権を含む知的財産権その他の権利は、提供者または第三者に帰属するものとします。なお本サービス利用にあたり、利用者は提供者に対し二次的著作物の利用権を行使しないものとします。本ライセンスで明示的に規定される場合を除き、提供者はいかなる権利も利用者に付与するものではありません。

3. 成果物には、第三者が権利を有するソフトウェアやオープンソースソフトウェア等が含まれる場合があります。これらは、これらに適用される個別のライセンス(以下「オープンソースライセンス等」といいます)に従ってライセンスが付与されます。本ライセンスはオープンソースライセンス等に基づく利用者の権利を制限せず、それに代わる権利を付与しません。本ライセンスと各オープンソースライセンス等とで矛盾や抵触がある場合は、該当する個所に限り、後者の内容が優先します。

第9条(禁止事項・契約の解除)

1. 利用者の本サービス利用における禁止事項は本サービス利用規約第5条第1項に定める通りです。

2. 提供者及び利用者は互いに、本ライセンス契約下において以下各号の行為をしてはなりません。

a. 相手方または第三者の知的財産権(著作権、特許権、商標権等を含みます)、プライバシー権、氏名権、肖像権等を侵害する行為

b. 個人や団体を誹謗中傷する行為、またはこれらの名誉を毀損する行為

c. 本ライセンス、法令、公序良俗に反する行為、またはそのおそれのある行為

d. 相手方または第三者に不利益を与え、もしくはこれらの信頼を毀損する行為

e. 成果物のリテイクを要求する行為

f. 成果物(全部か一部かを問わず、または未改変か改変済みかに関わらず)を許可なく販売または頒布する行為

g. 本ライセンス上の地位または本ライセンスに基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し、または担保に供する行為

h. その他相手方が合理的事由に基づき不適切と判断した行為

3. 提供者または利用者が本サービス利用規約または本ライセンスに反した場合、相手方は本ライセンス契約を解除することができるものとし、これにより生じた一切の不利益に関して、故意または重過失がなく、法令で禁止される場合を除き、相手方は責任を負いません。

第10条(賠償責任・紛争の解決)

1. 提供者または利用者は、本ライセンスに反したことにより相手方または第三者に対して損害を与えた場合、直接、間接を問わず一切の損害賠償の責を負うものとします。また、当該損害が最小限に止まるよう、違反側の責任と費用をもって措置を講じるものとします。なお、措置の方法について、相手方の指示がある場合はこれに従うものとします。

2. 提供者または利用者が本ライセンスに反したことで、相手方と第三者に紛争が生じた場合、違反側の責任と費用をもって当該紛争の解決を行うものとします。なお、解決方法について、相手方の指示がある場合はこれに従うものとします。

第11条(反社会的勢力の排除)

1. 提供者及び利用者は、反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者をいいます、以下同じ)に該当しないこと、また暴力的行為、詐術・脅迫行為、業務妨害行為等違法行為を行わないことを、将来にわたっても表明し、保証します。

2. 提供者または利用者が前項に反した場合、相手方はなんらの催告を要せずに本ライセンス契約を解除することができるものとします。この場合、違反側は相手方に対してなんらの賠償または補償を請求せず、相手方に生じた損害を賠償するものとします。

第12条(契約の終了)

1. 本ライセンス契約の有効期間は、利用者による本サービス利用のためのお支払い日から3年間とします。有効期間満了日の30日前までに提供者または利用者による相手方への別段の通知がない場合、本ライセンス契約は3年間延長し、以後も同様とします。

2. 提供者または利用者が死亡した場合、相手方が他方の死亡を確認した時点で本ライセンス契約は終了します。

第13条(準拠法等)

1. 本ライセンスの準拠法は日本法とし、日本法によってのみ解釈されるものとします。本ライセンスに関して生じる一切の紛争については、提供者の所在地を管轄する日本国内の裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

2. 本ライセンスの条項もしくはその一部、または本ライセンスに基づいて行われる個別の指示等が、法令等により無効又は執行不能と判断された場合であっても、他の定めは継続して完全に効力を有するものとします。

第14条(ライセンスの変更等)

1. 提供者が、提供者の管理するウェブサイト、ブログ及びSNSアカウント等に本ライセンスに関する内容の変更(追加、変更または削除を含みますがこれに限られません)を掲示し合理的な方法で周知した場合において、その効力発生日以降に利用者が本サービスを利用した場合、利用者は当該変更に同意したものとみなされます。従って、利用者は合理的な範囲内で定期的に提供者の発信する情報を確認しなければなりません。

2. 本ライセンス変更前に結ばれた契約には、当該契約に利用者が同意した時点の版が適用されます。

3. 本ライセンスに誤記または誤字がある場合、提供者は​利用者及び第三者に対しあらかじめ周知することなく、即時に訂正することができるものとします。

本ライセンスは、せるれせんすの責によって一部VN3ライセンスを利用・改変し作成されました。

2020年6月15日 初版

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